②ブログ、何書く問題
さて、筆者ですが、割と説明書をざっくり読んでから何事も取り組むタイプです。
webライターとしての活動も、例に漏れずある程度満足いくまで情報収集をしてから本格的に動き始めました。
主な情報収集源はYoutube、まとめサイト、書籍、SNS等。
その中で、先人達の経験談から、以下の流れで活動を進めることが望ましいという結論に至ります。
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①基礎学習(本、ネット、動画、sns)
②クラウドソーシングサイトへ登録、受注
③ブログ開設
④YouTube、X、インスタ等snsで発信(余裕があれば)
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※①、③、④は②で受注した案件と同時進行で充実させていく
ここで取り上げるのは、③のブログ開設についてです。
webライターとしての活動にブログ開設が必要な理由の一つは、自由に記事を書くことで長い文章を作る練習になる、ということ。
そしてもう一つは、ブログ自体がクラウドソーシングサイト上で提出するポートフォリオ(個人の制作物・作品集)として使えるから、ということです。
クラウドソーシングサイト上で募集中の案件をみると、文字単価の高い人気案件には、当然のように応募者が多数集まります。
数多いる応募者の中で、クライアントは一体何を基準として仕事の依頼先を選定しているのでしょうか。
まずは、その人の実績とその評価。もしくは、過去の経歴が基準となるはずです。
そして次点で、サイト上で登録されている個人のポートフォリオも、重要な選定基準となり得るのです。
既に長く活動を続けており、実績と評価がそれなりの数あるベテランライターは、クライアントから見てもちろん魅力的です。
仕事が仕事を呼ぶような形で、次々と案件を獲得できることもあるでしょう。
しかし悲しいかな、多くの若葉マーク付きライターには、まだベテランたちと競えるほどの実績がありません。
同じ土俵で闘っても、恐らくまず勝てない。ならばと、私たちはまず”初心者歓迎”や文字単価があまり高くない案件を主戦場とし、自分を売り込みに行くわけです。
応募してくる初心者ライターたちには、当然、実績も評価もまだあまり数がない状態です。
これはつまり、クライアント側からすれば、いざ依頼してもどんな品質のものが上がってくるかなんの保証もない相手、ということです。
では、案件獲得のために、私たちはどこで差を出していけば良いのでしょうか。
そこで重要な働きをするのが、ブログなどの個人成果物、ポートフォリオです。実績も評価も無くとも、ポートフォリオさえ見せることが出来れば、「私はこんな文章を書くライターです」ということをクライアント側に一発で伝えることができるのです。
これは非常に大きなアドバンテージです。
初心者ライターが案件を着実に獲得していくための重要な武器となるもの、それがポートフォリオなのです。
webライターとして一定の稼ぎを得たいならば、もちろん文字単価の高い案件を中心に受注したいところです。
そしてそのためには、地道に実績を積み上げる必要があります。
実績をつくるには、安い文字単価でも、まずは仕事を受注しなければ始まりません。
ブログの開設、およびポートフォリオの登録は、効率良く文字単価を上げていくために非常に有効な手段といえるでしょう。
…と、ここまでブログ必須の勢いで進めてきましたが、話はいったん題名に戻ります。
前置きが長くなりましたが、
そう、「ブログ、何書く問題」です。
これが中々やっかいでして、というのも、ライター活動のためブログを書かねば!とは理解したものの、
では何をどう書け、という所まではなぜか掘っても掘っても欲しい情報に辿り着けないのです…!!
(わたしの調べ方が悪いのでしょうか・・)
ブログ開設そのものについては、調べればすぐに出てきます。
サーバーとか初期設定とかそういったハード面はなんとなく、ふんわり、自力でなんとかできそうだということが誰でも早々にわかるかと思います。
どうも、箱自体はすぐ用意ができそうなことがわかった。
でも、肝心のその中身は?
声を大にして聞きたい、
ブログ記事って、みなさん、そんな簡単に書けるものですか??
どこをどう調べても、この「記事を書く」段になると”自分の好きな・得意なジャンルで♪”とか、”まずは2〜3記事書いてみて!”といったようなふんわりとした指示しか出てこず、
なんだか急に無責任な言葉に突き放されたような感覚に襲われます。
それまでどれだけ丁寧な解説がある記事でも、終わりに向けて急にざっくりとしだすのです。なんなのでしょうか、この突然ハシゴを外された感は。
さぁ書いてみて!と言われても、実際何もかも初めてて、そんなに簡単に自分のブログの記事って、書けるものでしょうか!?
すがる想いで参考までに…なんて貼られていたリンク先にありがたく飛んでみれば、テーマが投資。あるいは、英語学習法!こっちは最新ガジェットの詳しい解説…
出てくるのはとてもマネできないような専門的な内容で、充実したブログの数々…
私はここで確実に一回は心が折れました。
特筆すべき実績の無いミドサー、何をテーマにいくつも記事を書けというのでしょうか。
…今はなんとか、Webライティングの勉強のため読んだ書籍の中にあった「なんて事ない要素でも、掛け合わせによりオリジナルになれる」ということを信じて、
どうにかこうにか本記事を絞り出している最中です。(テーマはワーママ×初心者webライター×リアルタイム で、とにかく生の情報を随時書いていく予定です。。)
いや、ブログ書くの、本当に難しすぎませんか?
>>③へ続く